◇ 更新履歴
2014.12.31
・「手を引かれる」を書く。短編です。
 フジファブリックさんの「若者のすべて」という曲をイメージして書きました。当初は歌詞と同じような筋の話にする予定だったのですが、一番大事なのは「何年経っても思い出してしまうなあ」の所かなあと思い直し、この形になりました。
 場面ごとの連関を意識して書いてみたのですが、うまく行ったような手応えはあまりありません。小説を書くのって難しいなあと最近よく思います。

・一年に一作は書きたかったので、まあ、本当にギリギリで間に合ってそれはよかったのだけど、結局「灼かれた影」は書き上がらないかもしれない、のが、自分の未熟さのゆえなので、なんだか申し訳なくなる。

2015.01.04
・「手を引かれる」いくつか修正しました。

・あけましておめでとうございます。

2015.01.24
・「灼かれた影」を未完のまま「完結ずみ」に上げました(矛盾であるが)。
 このまま続けても終わらせることができそうになかったので。振り返ってよくなかったら闇に葬ります。

2015.04.08
・「月が奇麗ですね」と言え、を書き直そうとしているのだが、なんだかものすごくうまくいかない。

2015.08.16
・「拾う」も書き直そうとしているのだが、なんだかものすごくうまくいかない。

・書き直しや新しいものを書くことも含め、色々試そうとするのだけども気分が乗らなかったり気分が乗っても書けなかったりして、うまくいっておりません。
 なので一旦書くことをやめてみようと思いました。このまま永久に書かないかもしれませんし、また不意に書き始めたりする可能性もありますし、自分でもどうなるかはわかりません。ただ、今あるのは、自分は書くのに向いていないんだろうなあという思いです。
 いずれにせよ飯を喰うことを目指していた訳じゃなし、今は仕事が大変だけど楽しいので、そっちの苦しみに揉まれながら少しずつ本を読んで気もちを高めていければと思っています。
 アクセスのチェックなどしていないので、ここに来られる方がいるのかどうかすらわかりませんが、こんな何もないサイトに来て、何者でもない人間の小説を読んでくださった方がいること、本当に感謝しております。お一人お一人の手を握って回りたい気もちです。本当にありがとうございます。

2017.03.04
・うわあもう更新しなくなってから2年近くが経っていますね。えらいこっちゃ。
 結婚したり起業したりみたいなことをしていてなかなか書く時間が取れていません。ただ(もともと)情熱というほどのものではありませんが、未だに「書けるものなら書きたいなあ」と思うことがあります。
 いまは仕事をどうにか軌道に乗せないと食べていけないので、そっちを優先するつもりです。でも今年中に一つぐらい書ければなあと思っています。へたでもなんでもいいじゃないか、という気持ちで。
 とにもかくにもまだ生きております。

2021.09.19
・それからさらに4年が経ち、小学生が入学して卒業するまでのあいだ放置されていた当サイト。とにもかくにも生活面では食べていけるようにはなりました。2017年3月当時は餓死しかけた時期ですね。よく乗り越えた。
 いろいろ思うところがあって、『損傷』を少し修正しました。同性愛の方を揶揄している、と受け取られかねない記述があり、時代に合っていないよなあと思い直したためです。ただ、当時一太郎で書いていたのですが、いまあえて買い直す感じでもないよなと別ソフトで修正したため、PDF が変な感じになっています。読む方が数えるほど出るとも思えませんが、読みにくかったらごめんなさい。
 最近、また小説を書きたいな、という気持ちになれたので、note かどこかで新しく小説を書いて公開しようかと思っています。ここも、パスワード忘れていて入れなくなるところでしたが、メールはギリギリ生きてたのでなんとかなりました。ここの小説、どこかに移そうかどうしようか迷い中。
 とはいえ、「自分は文学と向き合うことが出来なかった」という挫折の思いがあり、いまはエンターテイメントに振り切って書けるものかどうか試してみたく思っています。自分の本質的な部分が変わったとはまったく思えないので、また挫折するんではとも思うし、どうなるかはわかりませんが。
 それと、ひとつ書いた小説があるので、近いうちアップできればとは思っています。その作品から note に移行しようか迷ったんですが、ちょっと中途半端な時期に書いたやつなので、一旦こちらに上げておこうかなと。

2021.11.08
・『私だけが得られない』という小説を書き、アップしました。
 これは「書きたいな」とふと思いついて、手書きであらかた書き、少しずつパソコンに移し替えるという作業をゆっくりゆっくり行ったため書きはじめから2〜3年かかっているかと思います(大切に扱うために時間をかけたのではなく、ただただ仕事より小説の優先順位が低くてそうなっただけ)。エンターテインメントを意識して書いたとかでもなく、いままでの延長線上の手法で書いているやつなのでこちらのサイトにとりあえず。
 ネタバレを含むので以降の記述は読んでからをおすすめしたいところですが、まあそんな大層な作品でもないのでどっちでもいいか。「いままでの延長線上」と書きましたが、とはいえ自分としては叙述トリック的なやつを書いてみたいな、と思ったり、志村貴子さんのマンガを読んで女の子同士の作品を書いてみたくなったり、明治期ぐらいの漢字の送り仮名などを完全にやめたりと、いろいろ実験してみた作品ではあります。
 ということでクラスの男の子を好きと見せかけて、という感じにしたかったのですが、あんまりうまくいった感触はありません。回想のタイミングもテンポを悪くしてるし、たぶん作劇というものが致命的に下手なんだろうな。気づけただけまあよかったのか。多分いまから劇的に改善することはないんだろうけど、まあ、少しずつやってみます。
 また、縦書きにする必然性がなくなったので、試しに Notion を使ってそのまま公開してみています。もともと Evernote を何年も課金して使っていたんですが、ここ1年近くでいろいろ微妙なアップデートが重なった結果、乗り換え先を探して Notion を使ってみている最中です。でもぜんぜん使い慣れない(エディタとしてはシンプルで気に入っています)。
 この話だけだと悲しいまま終わってしまうので、「うまくいかないこともあるよ。でも、いつもうまくいかないわけじゃないんだよ」という気持ちをこめた短い後日談も書きたいなと思って書いている最中です。さらっと書くつもりなのにぜんぜん書けないけど。ちなみに、見る方が見ればわかりますが、3名の主要キャラの名前は完全に志村貴子さんの作品から取っています。「あーちゃん」と「さおり」、響きもひらがなもかわいくて好き。

2021.12.28
・『ずっと、ではない』という小説を書き、アップしました。
 先日書いた『私だけが得られない』の後日談みたいなものです。数年後のことも後日談といっていいのかわかりませんが。
 これは純度100%の蛇足です。書く必要のない話。が、上に書いたようになんとなくそのまま終わらせたくなくて書きました。そういう経緯もあり、とにかく最低限のことだけ短く書くよう努めています。
 これで一旦昔からやってきたような手探りの感覚でつくるのをやめ、今後はボードというツールと勉強した構成でやるとどうなるのか試してみる予定です。2週間ぐらいかけて短編の構成ができたので、書いてみます。今後はここじゃなくて別の媒体(投稿サイト)で書く予定。更新停止するか、リンク貼るかしたいと思います。
 「このまま小説書かずに死ぬんだろうな」とある日ふと思い、それなら、ほかのこと全部放ってもう一回書いてみようかなと思ったのが現在。ここは私の挫折の象徴というか、自分みたいなものが書いてもどうにもならなかったことが証明された場でもあるので、苦い思いがにじむ一方で、自分にとっては愛着のある作品の置き場でもあります。憎んで、一方的に世界をうらんで、そうした怨念があの日の自分にはたしかにありました。それはどこにも行けなかったし、いまはずいぶんとその生きにくさにもなれてしまったけれど、そのまま抱えて、どうにもならないまま、どうにもならないものを、せめて自分をゆるすために書いてそれでおしまいにしようと考えています。
 一度でもこちらに来てくださった方、ありがとうございました。

2022.02.11
・とかなんとか言ってたら、ふと本業のほうでブログを更新してるときに掌編を書いたことを思い出して、『魔法がないと不便だよな』をアップしました。
 一覧のところにも書きましたが、これは星野源さんの『くだらないの中に』という曲に「魔法がないと不便だよな」というフレーズが出てきて、それがとても気に入っているのでそれをもとにして書いたやつです。とてもいい曲なので、ゆったりした曲が好きな方にはおすすめ。

2023.04.08
・前回の更新後、こちらには上げてない小説を5編ほどカクヨムさんのほうで書きました。びっくりするほど反応がないのでびっくりしながら。
 https://kakuyomu.jp/users/56and16/works
 いやーびっくりしますね。ここの個人サイトやってたときは反応ないのがあたり前だったんでそんなに気にならなかったんですけど、いやでもPV数が目につくつくりになってしまっているため、いまはかなり気にするようになってしまいました。とにかくすぐ挫けてしまう。よくない。まあ見られてたらモチベーション上がるだろうから、そっちを優先してるんでしょうけど。面白いの書いて人を呼べる人のほうが貴重でしょうし、そちらを優先するのはサービスとしてよくわかるんですが、表示のオンオフは切り替えたいなー。とにかくすぐ濁るので見えないようにしたい。
 それと当サイトに掲示板を設置しました(HOME にリンクを設置)。書いたことで生じる反省点が結構あって、それを残して次回に活かしたいんですが、ここに書くのは正直かなり面倒だし、いまさら WordPress つかってつくるほどじゃないよなというのもあって、いにしえの掲示板に頼るかなと。エクスポートもできるシステムなので、もしサービス中止になっても残しておけそうだと考えられたことも大きいです。zawazawa さん。はぁーあ、書きなさいよみっともなくてもだれにも見られなくても、書けるだけ書こうと決めたのは自分なんだから。

2023.10.29
・『「月がきれいですね」と言え #夫婦』という小説を書き、アップしました。
 これはもともと2013年に書いた『「月が奇麗ですね」と言え』があって、どこだか忘れましたがどこかの投稿サイトにアップしたら一番反応がもらえた話なのですが、「もうちょっとうまいこと書けないかなぁ」と何度か書き直しを試みていて、今回はバージョン違いのものを3つ書くことができて、そのうちのひとつです。
 キャラクター面で、多少現代のエンタメ要素を入れられたかなぁと思う「学校の先輩と後輩編」と「百合編」があって、そちらはカクヨムさんとかにアップしたんですが、この夫婦編はエンタメ的な要素がなく(山も谷もなくおじさんがぐるぐる頭のなかで考えてるだけ)、自分が書きたいから書いた習作的な面があるのでここにアップすることにした次第。
 作品説明のところにも書きましたが、私にも妻がいるものの話としては完全にフィクションです。こんなルールは我が家にありませんし、私のほうが本作の主人公より比較しようもなくゴミクズであり、最後に謝るような殊勝な態度をとることがなかなかできません。妻はよくガマンしてくれてるなぁと思います。菩薩かなんかの化身なんじゃないかと思うことがあるんですが、その方が自分と結婚してくれたのはそれはそれで道理が通らないか。そういえば2014年に結婚したんですが、当時はここに書いてなかったんですね。まあ別にリアルタイムで書く必要もないか。そうね。

2023.10.29
・まったく関係ないんですが、以前ことどりさんという方が、自身の運営する「ことどり図書館」という小説投稿サイトへ声をかけてくださったことをときどき思い出します。私がまったく書けていなかった2020年(?)に閉鎖されてしまったようで、ご自身で不特定多数の人が来るサイトを運営されるのってほんと大変だったろうなと思います。
 ご本人がとても礼儀正しくていい方だったのも印象深いですが、一番よかったのは、ご本人の書く小説が、文章がしっかりしていてちゃんと面白かったこと、まぎれもなく小説であったことでした。「おめーも石のほうだろ」と言われたらぐうの音も出ないんですが、webに転がってる小説ってほんと玉石混淆としか言いようのない状況なので、「こんなにしっかり小説を書ける人が自分の小説を評価してくれたこと」が嬉しかったなぁと、いまでも思い出します。いまも書いてらっしゃるのだろうか。

2024.01.21
・最近また書けない時期に来てしまった(しょっちゅう来る)ので、大昔に書いた話をなんか「リメイクできるやつないかな」と思って読み返してたら大半はまーひどい出来なのですが、「おっ、気持ち悪い男が書けてるな」と思えてかつアップしてなかったやつがあったので、それを含め3つほど微修正してアップしました(3つ中2つに気持ち悪い男が出る)。
 そういえば当時は気持ち悪い男を書きたくてしかたなかったんだったなぁと思い出しました。送り仮名も大変に読みにくかったので、最低限読みやすいように整えつつ。
 あと関係ないんですが、上で書いたことどりさんに「届かない可能性が高いし当時のアドレスにメールしてみるか」と思って送信してみたら連絡がとれてびっくりしました。もう小説は書いていらっしゃらないとのことだったけれど、こういうふうにつながることもあるんだなぁって感慨深い気もちになりました(ことどりさんありがとうございました)。

2024.01.21
・それと、これまで横書きのものは Notion で投稿していたのですが、上にも書いたように以前愛用していた Evernote がいよいよ「もうだめぽ」って感じになってしまった(年齢がにじみ出るな)こともあり、「こういう Web サービスを長期で使うのって、課金しつづけて心中する覚悟がないとなかなか難しいよね」という気もちになったのでとりあえず Google ドキュメントへ移行しました。まあドキュメントなら大丈夫なのかって話なんですけど、Notion みたいにそれがメインのサービスじゃないから多少はね。Google には課金してるし(今回使ったのは課金しているアカウントではないものの)。
 それにともなって、横書きのものが増えてしまったため、横書き(ドキュメント)と PDF とで枠を分けました。また、きょうアップした3つの話が小説置き場の一番上に来るのは耐えがたかったので、基本的に作成日の降順で並べていたのですが、横書きのものは公開日の昇順にしました。読む人もいないのにそんなことして意味あるのか…? は定かではありませんが、久しぶりに HTML いじると「ああそうそうこんな感じだった」って気分になりますね。コードが汚すぎて自分でも笑っちゃいますけど。リーダブルコードを100回読め(だいぶ前にさるお方から書籍をいただいたのに、読むたびに挫折して1回も読めてない)。

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